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【相場はこれでできている!】フラクタル構造をトレードに生かす方法

フラクタル構造のイラスト
こんにちは。あっきーです。

相場ってどんな風に出来てるんだろう?

フラクタル構造ってなに?

トレードに役立つなら知ってもいいけど…

なんだか難しそうな響きの言葉だなぁ…

今回はフラクタル構造について説明します。

フラクタル構造を知ることで、相場分析に必ず役立ちます。

お悩みのあなたの、お役に立てれば嬉しいです。

【相場はこれでできている!】フラクタル構造をトレードに生かす方法

フラクタル構造とは?

フラクタル構造とは、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロが導入した幾何学の概念です。

数学者?幾何学

もう脳みそが拒否反応を起こしてきた…

ムズカシソウ…

安心してください!数学も定理も出ませんので…

改めて、
フラクタル構造とは「ある一部を切り取ると、全体が似た構造になっている」構造のことを言います。

う~ん…

いまいち分かりません…

そうですよね。

僕もこの言葉の説明だけだと分からないです…

では、ブロッコリーを頭に思い浮かべてください。

さらに言うと、店で売っている大きな一株のブロッコリー思い浮かべましょう。

それを調理する時は、まさか丸かじりはせず切り分けていきますよね。

切り分ける時に、大きな一株のブロッコリーの中の、小さな一株のブロッコリーを分けるように切りませんか?

さらにその小さな一株のブロッコリーをよく見てみると、さらに小さな一株のブロッコリーが見えてきませんか?

このような切っても切ってもブロッコリー構造が、フラクタル構造なんです。

それを聞くと、「ある一部分を切り取ると全体が似た構造になっている」の意味が分かると思います。

他には、雪の結晶やリアス式海岸の海岸線など、自然界にもフラクタル構造が多く存在しています。

そして、相場もフラクタル構造でできています。

フラクタル構造を知ることで相場分析をより深く理解できます。

 

フラクタル構造を相場分析にどう役立てるの?

まずは下の図を見てください。

相場のフラクタル構造のイラスト
これが相場が見せるフラクタル構造です。

大きな時間軸で見ると、一方的に上昇しているように見えます。

しかし、少し時間軸を落としてみると、その中でも調整の下落があることがわかります。

そして、その時間軸をさらに落としてみると、さらにその中でも調整の下落があって相場が作られているのが分かります。

相場のフラクタル構造を知ることで、トレード戦略を立てやすくなります。

例えば、上位足を4時間足で見ていたとします。

4時間足では上昇していて強そうな相場です。

そしてその下位足の1時間足で、高値と安値の切り上げがまさに始まった場面だったとします。

上位足の4時間足と、下位足の1時間足がどちらも上昇しています。

これは疑いなく上昇の勢いが強いので、積極的に買いでエントリーできる相場と考えられます。

こちらの場面の相場はどうでしょう?

4時間足で見ると、上昇していて強そうな相場です。

しかし、1時間足で見ると高値と安値の切り下げがまさに始まった場面だったとします。

上位足の4時間足では上昇、下位足の1時間足では下落しています。

相場では「下位足の流れは上位足の流れに逆らうことができない」という基本原則があります。

なので、この場面の戦略は上位足は上昇の流れなので、下位足の下落の流れは無視してトレードしない。

または、上位足が上昇の流れであることを理解した上で、警戒しながら下落の波を取るトレードをする。

この2パターンです。

このように、相場のフラクタル構造を理解しておくことで、より戦略を考えたトレードができるようになります。

実は、相場のフラクタル構造を意識して考えるということは、マルチタイムフレーム分析をしながらトレード戦略を組み立てるということなのです。

※マルチタイムフレーム分析を詳しく知りたい方はこちらの記事☟を見てください。

aucky.hatenablog.com

 

より具体的な相場分析の活かし方とは?

トレードでは「上昇の第3波を狙いましょう!」とよく言われます。

これは、エリオット波動理論の上昇の第3波が強い伸びをするので、「損小利大のトレードがしやすいので狙い目ですよ!」ということです。

エリオット波動理論を詳しく知りたい方はこちらの記事☟を見てください。

aucky.hatenablog.com

 

その第3波もフラクタル構造を理解してマルチタイムフレーム分析をしてトレードしましょう。

すると、より精度が高いエントリーや決済が実現できるようになります。

※下のイメージ図を見ながら解説を読んでみてください。

エントリータイミングのイメージ図
例えば、4時間足で長い下降トレンドが続いていましたが、戻り高値を越えました。

ダウ理論のトレンド終了です。

そして、この上昇をエリオット波動理論の第1波と仮定します。

その後は下落していて、第2波と考えている場面です。

1時間足で見ると下落の力が弱まって、値動きが横ばいから上昇に転じそうです。

さらに、15分足で見ると高値と安値の切り上げが起こりそうな場面で、上昇トレンドが確定しそうです。

そうすると、15分足で上昇トレンドになり上昇に勢いがつき、1時間足でも前回高値を越えてトレンド転換。

そして、それでさらに上昇に勢いがつき、4時間足でも第1波の高値を越えて上昇の第3波形成となります。

相場はこのように下位足から勢いがついていき、上位足にも影響を与えることで強い流れができていきます。

フラクタル構造とマルチタイムフレーム分析を使って、この流れをうまくとらえられるようになれば、理想的なトレードができるようになります。

フラクタル構造のまとめ


フラクタル構造を知ることで、相場分析をより深く理解できるようになります。

そして、上位足と下位足の動きから、戦略を考えたトレードができるようになってきます。

さらに、マルチタイムフレーム分析やエリオット波動理論を合わせて使うことで、精度の高い損小利大の理想的なトレードができるようになります。

勉強を続けていくと、無秩序に思えていた相場が少しずつですが見えてくるようになってきます。

打ちのめされることも多くあるトレードの世界ですが、あきらめずに続けていきましょう。

いつか光が見えると信じて…

一緒に頑張りましょう!