エリオット波動理論とフィボナッチ比率をｆｘに使う効果的な方法について
こんにちは。あっきーです。
エリオット波動理論って聞いたことありませんか？
聞いたことはあるんだけど…
〇〇理論って難しそうなのでとっつきにくくて…
チャートパターンをやってれば大丈夫じゃない？
そんな方も多いはずです。
僕も苦手意識があって、勉強を避けていました。
でも、トレードに使えるのでやってみましょう。
エリオット波動理論を知るためには、こちらのページを見ておくと理解が深まります。
ダウ理論について カテゴリーの記事一覧 - あっきーの一緒に稼ぐＦＸブログ
ＦＸとフィボナッチ数列、黄金比の関係について - あっきーの一緒に稼ぐＦＸブログ
エリオット波動理論とフィボナッチ比率をｆｘに使う効果的な方法について
エリオット波動理論とは？
エリオット波動理論とは、エリオットさんがダウ理論に影響を受けて発展させた相場理論です。相場は５つの推進波と３つの修正波の８つの波でサイクルされるという考えです。
下の図を見てください。
５つの推進波の中の１・３．５波は上昇波で、２・４波は下降の調整波です。
３つの修正波はａ・ｂ・ｃ波と呼ばれる下降の波です。
エリオット波動理論は、
この８つの波を基本として相場は動いていると提唱しています。
エリオット波動の成立原則とは？
エリオット波動を成立させるには３つの原則があります。
１つずつ見ていきましょう。
①２波は１波の始点を割り込まない。
※１波の始点を割り込むと安値切り下げで、ダウ理論的にも下降トレンド継続です。
②１・３・５波の中で３波が一番小さくなることはない。
※３波は通常一番長く、最も力強い波と言われています。１波の高値を越えることで安値と高値の高値の切り上げが起こり、トレンド転換となります
③４波は１波の高値を割り込まない。
※４波でローソク足のヒゲが１波の高値を割り込むことはあるので、ローソク足実体で割るかをみるとよいです。
エリオット波動理論を勉強すると、無理やりでもそれに当てはめてしまいがちですが、この３つの原則は頭に入れて波動を理解しましょう。
エリオット波動とフィボナッチ比率の関係は？
フィボナッチのページを見てくれていた人はお疲れさまでした。
やっとその知識がつながります。
勉強したことを無駄にはさせません！
フィボナッチ比率は０.６１８と１.６１８でした。
エリオット波動の１波を１とすると、
２波は１波の高値から０.６１８付近まで下落して押し目を作りやすいと言われています。そして、３波は２波の安値から、１波の１.６１８倍上昇すると言われています。
トレードでどう活かせばいいの？
エリオット波動は４時間足などの比較的大きな時間足で確認するとよいです。
「今はすごい勢いで上昇しているけど、５波目に見えるな」
「だとすると、この後は下落するかもしれないから、安易に飛びつきエントリーはしないようにしよう」
という相場の見方に使えます
エントリーで活かす方法も見てください。
①下降トレンドの戻り高値を越えて、下降トレンドが終了したのを確認します。
②高値をつけた所までを１波と考え、押し目となる０.６１８のところに注目します。
③１５分足や５分足の下位足に落として、反転のチャートパターンが出ればそれを根拠にエントリーする。
または、
①下降トレンドの戻り高値を越えて、下降トレンドが終了したのを確認します。
②高値をつけた所までを１波と考え、０.６１８のところで反発するのを確認する。
③その後上昇して、１波の高値をブレイクしたらエントリーする。
どちらも利確目標は２波の安値から１波の１.６１８倍の位置に設定します。
※１波の発生は戻り高値を越えずに発生することもあります。エリオットさんがダウ理論を発展させて考えたということで、１波の動きでトレンドが終了して、３はでトレンド転換して大きく伸びていくと考えるとしっくりくるなと思いました。しっかりと目線を上昇トレンドに固定させてのトレードになるので、やりやすいと思います。逆にチャンスを逃すこともあると思うので、参考にしてみてください。
エリオット波動理論のまとめ
エリオット波動理論とは、相場は５つの推進波と３つの修正波の８つの波でサイクルされるという考えです。
エリオット波動を成立させるには、
①２波は１波の始点を割り込まない。
②１・３・５波の中で３波が一番小さくなることはない。
③４波は１波の高値を割り込まない。
以上の３つの原則があります。
エリオット波動単体でも相場予想ができますし、フィボナッチ比率と組み合わせることで具体的なエントリーや決済にも使うことができます。
エリオット波動は１つの波の中にさらに小さな波の種類やパターンがあったりと、勉強すればするほど奥深く難しい理論です。
今回は僕の考え方も織り交ぜながらかみ砕いて説明させていただきました。
一緒に頑張りましょう！
※もっと深く知ってみたいと思った方はこちらの書籍を読んでみてください。
