【勝てるトレーダーはみんなやってる】マルチタイムフレーム分析について
こんにちは。あっきーです。
マルチタイムフレーム分析ってなに?
〇〇分析って聞くだけでうんざり?
やって意味あるんですか?
分析って聞くとうんざりですよね。
やりたくないですよね。
でも、やる意味あるんです。
というか、やらないとトレードで痛い目に遭います。
今回はそんなとっつきにくそうな
マルチタイムフレーム分析(MTF分析)について説明していきます。
【勝てるトレーダーはみんなやってる】マルチタイムフレーム分析について
マルチタイムフレーム分析とは
マルチタイムフレーム分析とはエントリーする時間足だけでなく、
その上位足や下位足を確認して相場分析することです。
例えば僕はデイトレーダーなので、
日足・4時間足・1時間足で相場の大きな流れを見て、
15分足や5分足でエントリータイミングを計るといった感じです。
スイングトレーダーなら、
月足・週時間足で相場の大きな流れを見て、
日足や4時間足でエントリータイミングを計るといった具合です。
どうしてやるの?
参考に下のチャートを見てください。
4時間足です。
上ヒゲ長めの陽線だなぁ。
濃い緑は20で設定してある移動平均線です。
その移動平均線に反発して落ちてきたかな。
ってくらいですよね。
このように移動平均線に反応して下落していくのはfx相場でよくあるパターンです。
4時間足で見たチャート1本を15分足に落としました。
黄色の線は200に設定した移動平均線です。
どの時間軸でもそうなのですが、200に設定した移動平均線はとても意識されやすい重要な部分です。移動平均線を設定していない方もいると思いますが、表示させてみることをおすすめします。
その重要な200を越えたけど、逆に切り返してきて大きく下落しています。15分足をみていた人たちにとっては、大きなポイントになっていた場面です。
さらに5分足に落とすと急上昇からの急下落。
5分足を見ていた人は、気が気じゃない動きですよね。
急上昇する直前で運よく買いでエントリーしていたら、1時間後には30pipsほど利益が出ている場面です。
「やったー!このまま上昇間違いなし!」ってほっといていたら、その1時間後にはすっかり利益がなくなっています…
「はぁ?うそでしょ?」って落胆…
逆に急上昇する直前で運悪く売りでエントリーしていたら、1時間後には30pipsほど損失が出ている場面です。
「うそでしょ?やばいやばいすぐ損切らなきゃ!!」って損切りしたその1時間後には、売りのエントリーをしたところまで価格が戻っています…
「え?あせって損切りせずに待ってたら、損しなくてすんだじゃん、fxツライ…」って思っている人も多くいるでしょう。
4時間足で見ていた上ヒゲ長めの陽線は、実は40pipsもある値動きだったんです!!
時間足を変えてみると
こんなにチャートの見え方が変わるというのが分かったと思います。
マルチタイムフレーム分析をすることで、
大きな相場の流れをみて、ピンポイントでエントリーしやすくなるんです。
トレードをするなら
できるだけ損切りを近くして、利幅を取りたいですよね。
マルチタイムフレーム分析をマスターすれば、それが可能になります。
そして、トレードの幅が広がりますし、勝率や獲得値幅も高くなります。
どのようにやるの?
僕のやり方を参考にお伝えすると、
1.水平線やトレンドライン、チャネルラインを使って、
日足・4時間足で相場の大まかな流れを確認する。
※水平線・トレンドライン、チャネルラインについて
知りたい方はこちらへ☟
水平線(レジサポライン)について - あっきーの一緒に稼ぐFXブログ
2.各ラインを参考にして、ラインに近づいてきたときにエントリーを考える。
3.下位足に落としてチャートパターンやラインの反発をみてエントリーする。
このような流れです。
参考に下のチャートを見てください。
15分足で意識されそうな高値を突破してきました。
黒丸のところでエントリー。
その後のチャートは☟
エントリー直後に大きく下落。
その後一度エントリーポイント付近まで戻ってきましたが
大きく下落していきました。
怖いですね。
なんでこんなことになったんでしょう?
このチャートを上位足の4時間足にして見てみましょう。
15分足でエントリーしたところは、
4時間足で何度も跳ね返されている、
下降チャネルラインの上限付近だったのです。
日足にして見るともっとわかりやすいかもしれません。
下のラインは突破していますが、
上限のラインはしっかり利いてますよね。
15分足だけ見ていると絶好の買いポイントが、
4時間足や日足でみると絶好の売りポイントになっているのが分かります。
上位足の流れに下位足は勝てません。
下位足だけ見ていると、
誘惑エントリーポイントがたくさんあります。
トレードするときはグッと我慢して、
上位足から流れをみて下位足に落として
エントリータイミングを計る作業をしてみてください。
マルチタイムフレーム分析のまとめ
マルチタイムフレーム分析をすることで、
鳥の目のように大空から地上を見渡して、ピンポイントで獲物を狩る!
同じように相場でも大きな流れをみて、
ピンポイントでエントリーしやすくなります。
マルチタイムフレーム分析をマスターすれば、
トレードの幅が広がりますし、勝率や獲得値幅も高くなります。
分析をしてみても相場の流れがつかめなかったり、
逆に迷いが出てエントリーできなくなることもあると思います。
でも、それを続けることで絶好のトレードチャンスを把握できるようになりますし、
トレードしてはいけない場面もより明確になってくると思います。
一緒に頑張りましょう!