【ｆｘは手法や分析だけではＮＧ】失敗しないおすすめ資金管理法
こんにちは。あっきーです。
ｆｘはテクニカル分析ができて、勝てるトレード手法があればいいんでしょ？
資金管理って言われても難しそうな感じ…
そう思っているあなたは少しだけこの記事を読んでみてください。トレードに必要なおすすめ資金管理法をお教えします。
【ｆｘは手法や分析だけではＮＧ】失敗しないおすすめ資金管理法
ｆｘの資金管理とは？
トレードに必要な資金を守るために必要な考え方です。そして、自己資金に対してどのくらいの損失を許容してトレードするかをルール化しておくことです。
ふーん。トレードって言ったらテクニカル分析して、チャンスが来たらルール通りエントリーして決済すればいいだけなんじゃないの？
それだけだと、いつかうまくいかなくなるかもしれません。
なぜ資金管理が必要なのか？
どんなに優れたトレード手法でも100％勝てることはありませんし、相場環境が合わなければ連敗も普通に起こります。
連敗すると「クソー！今までの負けを取り返したい！ちょうどよさそうな場面なので、いつもの倍のロットでトレードしてなんとかしよう！！」
うわー。
なんか血気盛んですね…
悪い予感しかしない…
これでうまく勝てればいいですが、こんなに頭に血がのぼってるときって、冷静な判断はできていないですよね…
負けを取り返そうとオーバートレードすると、取り返すどころか、取り返しがつかない状態になり、下手すれば数回の負けで相場から退場なんてこともあり得ますよね。
また、連勝が続いていて調子に乗っているときも「なんか今、負けなしで絶好調だな。そろそろロットを上げて勝負してやろうか！」
まぁ、どんだけ上げて勝負するのか分かりませんが、これも先が読めそうですね…
いままでコツコツ積み上げてきた利益をあっという間に吹き飛ばしてしまうことも、ｆｘではよく聞く話です。
例えば、仕事に遅れそうで急いで車を運転中、周りが見えなくなってしまい、結果事故を起こしてしまい取り返しがつかないことになる…
免許取り立てで、少し運転に慣れてきて調子にのってスピードを出したところで白バイにつかまって免停…
といった感じに近いでしょうか。
トレードでは資金に応じた賭け方が必要です。そこそこに使える手法でも、資金管理がしっかりしていればコツコツと利益を積み上げることができます。
「そっか、なんか資金管理の大切さが分かってきた気がするなぁ。じゃあ、どんな風に資金管理していけばいいの？」
具体的におすすめしたい資金管理法は…
ズバリ『2％ルール』です。
はい？それだけ？って思いますよね。しっかり教えますのでご安心ください。
『2％ルール』とは1回のトレードで許容する損失をトレード資金の2％以内に抑えましょうというルールです。
例えば、あなたが10万円のトレード資金を持っていたとします。
10万円×2％＝2,000円
これが1回のトレードであなたが失う最大損失額に設定するということです。
50万円持っていれば、 50万円×2％＝10,000円
100万円持っていれば、 100万円×2％＝20,000円となるわけです。
「ルールは分かりましたけど、なんでこのルールがいいんですか？」
それは、相場からの退場も防げて、トレード資金が増えればリスクもそれに応じて大きくして大きなリターンを得られる、一石二鳥の方法だからです。
例えば、負けが重なって10万円だった資金が8万円に減ってしまったとします。すると、10万円の時に2,000円だった最大損失額は、8万円になると1,600円に減ります。
つまりトレード資金が減っていけば損失金額も減らさないといけないので、簡単にトレード資金も減らないですし、退場もしません。
また、勝ちが増えてきて10万円だった資金が12万円に増えたら、2,000円だった損失金額を2,400円に増やすことができるので資金に見合ったトレードができます。
損失許容額を固定したり、ロット固定をルールにしてしまうと、資金が減った時の損失割合が大きくなりますし、逆に資金が増えたときは小さなリスクしかとれないのでリターンも少なくなります。資金が減りやすく、増えにくい感じがしますよね。
『2％ルール』は1回のトレードで考えるものなので、それにアレンジを加えて使うとより効果的です。1日で資金の5％を失ったらその日はトレードしない『5％ルール』や、ひと月で資金の10％を失ったらその月はトレードしない『10％ルール』など、『2％ルール』を応用した資金管理法を作るのがおすすめです。
「分かりました。でもやっぱり、資金管理なんてあまり話題に出ないし、手法やテクニカル分析のほうが大事なような気がするんだよなぁ…」
でも手法やテクニカル分析の方が大事なんじゃないの？
資金管理はとっても重要なんですが、内容は簡単で理解もすぐできるものです。あとは本人次第で、そのルールに従っていればいいのであまり話題にならないだけなんです。
でも、手法やチャート分析はいろんなやり方があるし、相場の見方、考え方も人それぞれ違うので多くの情報が出てきます。なので、その方が重要なのかもって思う気持ちは分かります。でも、手法やテクニカル分析がいくらできるようになっても、お金がなくてはトレードはできません。
また、自分が考えた方向に逆行してレートが動くと「どこまで損失が増えるんだろう…どうしよう？」とか「チャンスに見える場面だけど、どのくらいのロットでトレードしよう…」って思ったことはありませんか？
あらかじめ損失を許容しておけば、逆行しても決まった額が損切りされるだけです。チャンスに見える場面で自信があるなら、許容損失を5％に拡大させるルールを作っておいて大きく勝負することもできます。手法のルールも大事ですが、資金管理のルールも決めてトレードすることでトレードの総合力に厚みが出てきます。
やっぱり資金管理は大事です！
トレードは心理（トレードするときの心持ち）、戦略（手法、テクニカル分析）、資金管理の3つが大切だと言われます。どうしても手法やテクニカル分析に目が向いてしまいがちです。資金管理は軽視されやすいですが、トレード結果に及ぼす影響は極めて大きいです。
手法やテクニカル分析は勝ちトレーダーと言われる人でもそれぞれに違いも多いですが、資金管理については勝ちトレーダーはほぼ共通した方法を採用して、リスクを限定してトレードをしています。トレードの成功は資金管理にあると言っても良いと思います。
一緒に頑張りましょう！
※今回の記事はこちらの2冊の本を参考に作りました。結構ボリュームもあり、けして安くないですが、大きなリターンを与えてくれる本です。ぜひ読んでみてください！
