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『どれがいいの?』トレードする通貨ペアに迷った時の解決法

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こんにちは。あっきーです。

チャートを見ていると複数の通貨ペアでトレードサインが出ているな…

どの通貨ペアでトレードするべきか悩むんだよね…

いっそのことトレードサインが出ていたら、すべての通貨ペアでトレードする方がいいんじゃないか?

複数の通貨ペアを監視してトレードする方なら、必ず出てくる悩みですよね。

そんなあなたに解決法をお教えします。

また、ひとつの通貨ペアでしかトレードしないという方にも参考になる記事になっていますので、よかったら見ていってください。

お悩みのあなたのお役に立てれば嬉しいです。

『どれがいいの?』トレードする通貨ペアに迷った時の解決法

トレードする通貨ペアに迷った時にはこうしよう!

複数の通貨ペアでトレードサインが出て、どの通貨ペアでトレードするべきか迷った時は、それぞれの通貨の強弱を考えればいいのです。

トレードは強い通貨ペアにロングエントリーして、弱い通貨にショートエントリーしますよね。

そして予測が合っていれば利益となり、間違っていれば損失となるゲームです。

「そんなの分かってるよ!だからチャートを見て判断するんでしょ!」

確かにその通りです。

しかし、チャート以外でも通貨の強弱を考える方法があるんです。

では、具体的にどのような方法で通貨の強弱を考えれば良いのかを説明していきます。

 

通貨の強弱を知るための具体的な方法について

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例えば、あなたがトレードする時間軸で以下のようにトレンドが出ているとします。

 

1.ドル円 上昇トレンド

2.ユーロ円 上昇トレンド

3.ユーロドル 下降トレンド

 

ドル円は上昇トレンドですので、ドルが強く、円が弱いです。
不等号で表すと『ドル>円』となります。

次に、ユーロ円は上昇トレンドですので、ユーロが強く、円が弱いです。
不等号で表すと『ユーロ>円』となります。

最後に、ユーロドルは下降トレンドですので、ユーロが弱く、ドルが強いです。
不等号で表すと『ドル>ユーロ』となります。

 

この三つの通貨で強弱を考えると、ドル>円、ユーロ>円の関係より、円はドルとユーロのどちらにも小さいので、最弱は円です。

残るドルとユーロについては、ドル>ユーロの式があるので、ドルとユーロと円の順位は、

 

1位…ドル

2位…ユーロ

3位…円

となります。

 

なので、ドル円とユーロ円でロングエントリーサインが出ている場合には、三つの通貨で考えると、ドルが最強、円が最弱となるので、ドル円にロングエントリーすれば良いということになります。

 

では、問題です。

1.ドル円 下降トレンド

2. オージー円  下降トレンド

3.オージードル 下降トレンド

 

この時の通貨の強弱をつけて、どの通貨ペアにどんなエントリーをすれば良いか考えてみてください。

 

 

答えはオージー円にショートエントリーです。

 

まず、ドル円は下降トレンドなので『ドル<円』です。

次にオージー円は下降トレンドなので『オージー<円』です。

最後に、オージードルは下降トレンドなので『オージー<ドル』です。

この三つの通貨で強弱を考えると、ドル<円、オージー<円の関係より、円はドルとオージーのどちらにも大きいので、最強は円です。

残るドルとオージーについては、オージー<ドルの式があるので、ドルとオージーと円の順位は、

 

1位…円

2位…ドル

3位 オージー

となります。

 

円が頭の通貨ペアはないのでロングは無しです。

3位のオージーと1位の円のペアでのトレードとなり、オージー円のショートエントリーをすれば良いということになります。

 

 

ただし、注意なのはいつでも順位が付けられるというわけではないということです。

例えば、このような場合です。

 

1.ドル円 下降トレンド

2. オージー円  上昇トレンド

3.オージードル 下降トレンド

 

不等号は以下のように表せます。

 

『ドル<円(円>ドル)』

オージー>円

『オージー<ドル(ドル>オージー)』

です。

※かっこの中のように不等号を同じ方向にそろえると、分かりやすくなります。

 

そして、円>ドル、オージー>円の関係から、オージー>円>ドルと表せます。

 

次に、残ったドル>オージーを組み合わせようとしても、矛盾してしまいます。

 

このように、強弱がつけられない場合もよくあります。

その時にはエントリーを見送り、検証してみると良いと思います。

 

「う~ん。なんか面倒だし、迷ったら複数トレードして、トレード経験を積む感じでやればいいんじゃない?」
確かに多くをこなせばトレードが上達しそうに感じますよね。

 

迷ったら複数トレードすればいいんじゃないの?

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相場は基本的にランダムの世界です。

ある場面になると必ず思い通り動くわけではありません。

ランダムが少し崩れて、思い通りの方向に動く確率が少し上がる程度です。

ある場面が複数重なれば確率も高くなるわけです。

その場面を探すには検証が必要です。

しかも、検証期間は数ヶ月の短い期間ではなく、最低でも期間は3年ほど必要な地道で大変な作業です。

初心者がやみくもに多くのトレードをしていると、検証すべき場面が多く出てくると思います。

時間が有り余って、検証大好きな人には良いと思います。

しかし、多くの人にとって検証作業はツライものです。

そんな作業が毎日2、3個上がってきたらやる気なくなっちゃいませんか?

僕なら検証がおろそかになるか、検証を止めてしまい、自分の感覚に頼ったトレードをしてしまう自信があります。

ですので今回の記事に限らず、まずは自分が勝てそうだと思った場面に焦点を当てて深掘りすることが大事です。

 

トレードする通貨ペアに迷ったら通貨の強弱を考えよう

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今回はチャートだけではなく、それぞれの通貨ペアを複合的に見て各通貨の強弱を見る方法をお伝えしました。

上手く順位をつけられる場合はエントリー根拠の一つになります。

一つの通貨ペアしか見ないという人も、他のペアと併せて考えることで、より優位性のあるトレードに繋がると思います。

注意なのは、通貨の強弱だけで判断してエントリーしないということです。

必ずチャートを見て迷ったら参考にするようにしてみてください。

トレードに深みが出てくると思います。

一緒に頑張りましょう!

 

今回はこの本を参考に記事を書きました。
より詳しく書かれていますので、よかったらあなたも見てみてください☟